フルマラソンで30km、35km以降のペースダウンはもったいない

マラソンには30km、35kmの壁がある!とよくいわれます。

レースを走り終わった人が、
「今日もダメだった〜」「終盤歩いてしまった」
と言っている人もよくいて、
中にはペースダウンをすることを普通のことと思っている人も多いですが、
よくよく考えると、かなりもったいないことだと気づきます。

終盤のペースダウンをする場合は落ち込み幅が大きい

フルマラソンを走ったことがある人なら、
一度は急激なペースダウンを経験したことがあると思います。
そのときのペースの落ち方って、1kmあたり5〜10秒落ちるみたいた生易しいものではなくて、
1kmあたり30秒とか1分とか余計にかかり、さらに歩いたりしたら、倍くらいの時間がかかったりしますよね。
最後の数kmをペースダウンするだけで、分単位でゴールタイムが変わるので、
そもそも序盤のペースが完全に無意味になるくらいのロスを
終盤のペースダウンによって作ってしまうのです。
以下で、具体的な数字を考えてみます。

実際どれくらいのロスがあるのか考えてみる

フルマラソンでペースダウンしてしまうとき、だいたい30kmや35kmくらいで落ち込む人は多いのですよね。

またsub2.5のレベルの人であっても、
ペースダウンするときって、5kmあたり2, 3分、下手すると5分くらい、
それまでのペースから落ちこむこともよく見かけます。

そこで仮に35kmからペースダウンしてしまったことを考えてみます。
5kmあたり3分くらい遅くなったとすると、
40kmからの残り2.195kmではさらにペースが遅くなっていることも容易に想像でき、
序盤のペースで行けた場合と比べて2分くらい余計にかかることも十分ありえます。

そうすると、3分+2分=5分 ロスしたことになります。

で、この5分のロス
フルマラソンの1kmあたりでどれくらい損をしているのかというと
簡単にするため5分、つまり300秒を42.195kmで割ってみて、、
7.1098・・・
つまり1kmあたり7秒ほどの損をしていることになるわけなんです。
さらに、30kmからペースが落ちてしまうと、、、さらに損するのは明白ですね。

同じようにsub3.0くらいの人でも、35kmから失速した場合
42.195kmで5〜10分くらいロスして、1kmあたり10秒程度のロスが生じます。

なぜもったいないのか

ちゃんと走っている人ならわかると思いますが、1kmで7秒の差ってかなり大きく、
ペースが7秒遅くなると、感覚としても明らかに遅いと感じるはずです。
実際、sub2.5レベルに近い、女子のハーフマラソンとフルマラソンの日本記録の平均ペースの差分6秒くらいなので、
フルマラソンのペースでハーフを走るのと同じような感覚と言うことになります。
つまり、35kmまで快調なペースで走っても、最後のたった7kmのペースダウンがあるだけで、
最初から楽なペースで走った場合と同じ結果になる、ということであり、
これってすごいもったいないと思いませんか?

気持ちの面でも、もったいない

どうしてフルマラソンで良い記録を出したいか、
だいたいの人は自分の納得する記録を出し満足感を感じたいからだと思います。
でも最後にペースダウンをして終わってしまったら、自己ベストだったとしてもモヤモヤ感が残ります。
やっぱり最後まで納得いく走りができて終われば達成感はかなりありますよね。

それに、終盤でペースダウンしない場合は、
周りのペースダウンしてしまった人をサクサク抜けます!
これ、すごく気持ちいいですw

以上から、気持ちの面でもペースダウンはもったいないのです。

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